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1995 年度 実績報告書

東シナ海及び黄海の海洋科学研究

研究課題

研究課題/領域番号 07045041
研究機関長崎大学

研究代表者

多部田 修  長崎大学, 水産学部, 教授 (50217171)

研究分担者 金 大ちょる  釜山水産大学校, 海洋生物学科, 教授
梁 龍林  釜山水産大学校, 漁業学科, 教授
洪 性潤  釜山水産大学校, 海洋生物学科, 教授
李 で在  釜山水産大学校, 漁業学科, 教授
姜 龍柱  釜山水産大学校, 海洋生物学科, 教授
金 容億  釜山水産大学校, 海洋生物学科, 教授
平山 和次  長崎大学, 水産学部, 教授 (80039718)
近藤 寛  長崎大学, 教育学, 助教授 (80108274)
松岡 數充  長崎大学, 教養部, 教授 (00047416)
松野 健  長崎大学, 水産学部, 教授 (10209588)
夏苅 豊  長崎大学, 水産学部, 教授 (10039729)
千田 哲資  長崎大学, 水産学部, 教授 (40100888)
キーワード東シナ海 / 黄海 / 海洋科学 / 日韓共同研究 / 海洋環境 / 稚仔魚 / プランクトン / 底魚資源
研究概要

長崎大学水産学部附属練習船長崎丸の研究航海は、平成7年4月8〜26日に行われた。乗船研究者は、長崎大学から教官4名、大学院生等6名、釜山水産大学校から教官2名、大学院生等6名の、計20名であった。今回以下の調査が行われた。
1)稚仔魚類調査は、ウナギネットの傾斜びき、マルチネットの水平びきで、毎夕日没1時間後に、計6点で行われ、計300個体以上が採集された。最も多いのはマイワシ、カタクチイワシ等の浮魚類であった。他は精査中である。
2)動物プランクトンの採集はボンゴネットによる海底からの傾斜びきを、東シナ海と黄海の計14点で行い、計20個のサンプルを得て、現在分析中である。
3)海洋の物理環境はCTD(15点)及びXBT(3点)によって観測した。予備的分析によれば、大陸からの淡水輸送には短期変動が認められた。
4)海底堆積の調査は、ピストンコアラー(2点)及びスミスマッキンタイア-(9点)で行われた。
5)計量魚探による生物資源調査のため1390マイルの航走を行った。
6)トロールの試験操業は、底層7点、中層2点、計9点で行われた。多数の魚類、甲殻類、頭足類等が得られたので、計量魚探の結果との対応関係を検討する。多獲された魚類はコノシロ、カタクチイワシ等が認められた。
以上の観測、採集結果についてこれまで、釜山水産大学校、韓国海洋研究所、京都大学において共同検討、討論を行い、この他、水産大学校、東京大学海洋研究所等においても種査定、討論等を行って、来年度の研究航海計画を検討した。

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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