研究分担者 |
新井 仁之 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (10175953)
坂東 重稔 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40165064)
石田 正典 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (30124548)
西川 青季 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60004488)
森田 康夫 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (20011653)
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研究概要 |
本研究の目的および実施計画に沿って,多様体に関する諸問題を総合的見地から次のように研究した. 1.トーリック多様体の研究,特に整凸多面体の格子点,ミンコフスキー和,交差コホモロジー等の研究を行い,いくつかの新知見を得た. 2.久賀・佐武のアーベル多様体,有限体上の形式群等の数論的研究を行った. 3.負曲率等質リーマン多様体の間の調和写像の無限遠境界値問題,共形平坦多様体の変形を研究した. 4.ケーラー多様体のアインシュタイン・ケーラー計量の存在および安定性の研究を行った. 5.複素多様体の調和解析的研究を行った. 6.擬微分作用素,極大作用素,有界線形作用素,作用素環等の調和解析的・関数解析的研究を行った. 7.可換差分方程式系とラックス作用素との関係,ファインマン経路積分,電気伝導度の数理物理学的研究を行った. 8.多様体上における反応拡散方程式系,熱方程式,ナヴィア・ストークス方程式,スカラーフィールド方程式等の非線型微分方程式の研究を行った. 9.正標数およびp進体上の代数多様体の基本群を研究した.
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