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1995 年度 実績報告書

ネットワークによる心理学実験法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 07551005
研究種目

試験研究(B)

研究機関専修大学

研究代表者

中谷 和夫  専修大学, 文学部, 教授 (00026816)

研究分担者 岡村 達也  専修大学, 文学部, 助教授 (10177082)
高橋 澪子  専修大学, 文学部, 教授 (40083711)
金城 辰夫  専修大学, 文学部, 教授 (20083701)
山上 精次  専修大学, 文学部, 教授 (40111439)
東條 正城  専修大学, 文学部, 教授 (40095980)
キーワード運動視実験 / 視覚探索実験 / 向性検査法 / 反応時間計測 / Visual Basic / APIプログラム / 実験室LAN / internet
研究概要

1)ネットワークの構築
Unixのワークステーションをサーバーとし、Windowsを搭載したパソコンをクライアントにして心理学実験用LANを設けた。Internetに関連した社会的条件が急速に整ってきたことに呼応してが学生のネットワークへの関心も高まり、出来たばかりの実験用LANがよく活用され、ネットワーク利用のための貴重なノウハウが蓄積できた。またキャンパスの外から実験室内のパソコンにログインしてソフトやデータの交換などを行う方途を開いた。
2)心理学実験プログラムの開発と収集
パソコンの上でのプログラム開発を行った。従来C言語で開発してきた実験制御とデータ解析のプログラムを翻訳してVisual Basicのサブルーチンと使えるようにした。API関数を使うことで1ミリ秒単位で反応時間を計測することが容易に可能であることを明らかにした。これによってプログラミング経験のほとんどない学生が自分たちで長いプログラムを組み、立派な卒業実験を行い、優れた成果を上げ、今後への範を示した。
3)データベースの構築と運営
今年度は臨床的データを収集してこれをデータベース化することを目標とした。向性検査を典型例として選び、パソコンで被験者の回答を得、集計・評価し、そのままデータベース化するプログラムを作った。
4)研究会の開催
知覚実験の優れたシステムを開発している米国の若手研究者を招いて大学院生と共にインテンシブに指導を得、質量なノウハウをわかちえた。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 中谷和夫: "心の進化論と精神物理学" 日本心理学会第59回大会論文集. S71 (1995)

  • [文献書誌] 中谷和夫: "「機械の中の幽霊」から「心ある機械」へ" 日本機械学会誌. 98. 12-16 (1995)

  • [文献書誌] 中谷和夫: "行動空間の完成情報処理" 新版情報処理ハンドブック. 1406-1410 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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