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1997 年度 実績報告書

ネットワークによる心理学実験法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 07551005
研究機関専修大学

研究代表者

中谷 和夫  専修大学, 文学部, 教授 (00026816)

研究分担者 下斗米 淳  専修大学, 文学部, 講師 (60226280)
山上 精次  専修大学, 文学部, 教授 (40111439)
東條 正城  専修大学, 文学部, 教授 (40095980)
高橋 澪子  専修大学, 文学部, 教授 (40083711)
金城 辰夫  専修大学, 文学部, 教授 (20083701)
キーワード画像処理 / モバイル / Visual Basic / SPSS / Amos / 運動視実験 / 時系列分析 / コンピュータ・ウイルス
研究概要

本年度は画像処理システムの導入とモバイル・システムの活用法の開発に重点を置いた。Windows NT4.0とWindows 95のデスクトップ・パソコン2台を認知実験室に設営し、顔パターンなどの画像入力とシミュレーション用プログラム開発のために運用した。静止画はデジタルカメラで、動画はデジタルビデオカメラで入力することとした。画像処理ソフトはPhotoshop 4.0J for Windowsを採用した。他にMatLab 5.0 Student Editionを準備した。
Visual Basicはver5.0になり、機能は一段と向上した。このために今まで作ったプログラムで動かないものが多出し、始めから作り直さなければならなくなった。しかし、結果として全く新しい視点からプログラムを構想することとなり、それが運動視などの知覚過程の理解に新しい道を開く可能性を提供している。
パソコンでの統計的解析は今まで専らExcelによって来たが、SPSS 7.5Jが登場し、ワークステーションによるSASを凌ぐツールをわれわれは得たことになる。そのサブシステムAmosは従来の因子分析に代わって活用が見込まれる共分散構造解析を使い易いGUIによって可能にする。ExcelとVisual BasicあるいはVBAとを連係した処理も、なお大きなメリットがある。心理学では時系列データの解析を行うことが少なかったが、われわれは人為的に発生した乱数時系列を解析して発生したヒトのワーキングメモリの特性を評価するためにこれを用いた。
学生がインターネットを利用する機会が多くなり、それに応じてコンピュータ・ウイルスによるシステム・トラブルが多くなった。研究室のLANでスタッフがワクチン・ソフトで作業するだけでなく、学生自身で対応することが求められる。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 中谷 和夫: "反応時間の統計モデルと精神物理学の動向" 専修大学・人文科学年報. 第27号. 1-16 (1997)

  • [文献書誌] 中谷 和夫: "心理学における空間概念の基礎" 専修人文論集. 61. 59-74 (1997)

  • [文献書誌] 山上 精次: "フリーソフトは大学を救う?" 専修大学情報科学センターインフォメーション. 14-8. 1-6 (1998)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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