研究課題/領域番号 |
07558148
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応募区分 | 試験 |
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
カイザー シュテファン 筑波大学, 文芸・言語学系, 教授 (20260466)
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研究分担者 |
中道 真木男 国立国語研究所, 日本語教材開発室, 室長 (70150034)
小林 典子 筑波大学, 文芸・言語学系, 助教授 (00241753)
山元 啓史 筑波大学, 文芸・言語学系, 講師 (30241756)
加納 千恵子 筑波大学, 文芸・言語学系, 助教授 (20260466)
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キーワード | 日本語教育 / マルチメディア / インタラクティブ / CAI / CAI / ネットワーク / 検索 / バ-コード |
研究概要 |
本研究は留学生の日本語技能を訓練するマルチメディア対応インタラクティブCAIの開発が目的である。今年度の研究計画は映像素材を作成し、それをできるだけ望ましいスピードで検索し、提示するシステムのデザインと使いやすいインタフェースの検討である。 本年度は、ハードウェアと目的の条件にあったソフトウェアの検討と実際のデータ整理を行った。 討議の結果、実務的にVideo CDを、将来的な可能性を検討・実験するためにデジタルビデオサーバによるビデオオンデマンドを作る2つの方針を固めた。前者はVideo CD装置により映像を高品質に瞬時に取り出すことができ、メッセージの提示、条件分岐ができることがわかった。後者はインターネットのサーバ・クライアントとして全世界に提供するような段階ではないが、ローカルにTCP/IPの規格で画像転送でき、アクセススピードも実用段階である。 ユーザーにやさしいシステムとして、さまざまなインタフェースを考える必要があり、バ-コード検索システムビデオCDプレーヤーおよびビデオCDメニューを検討した。現実的には現時点ではバ-コードとビデオCDを組み合わせた規格はないが、MPEGデータをワークステーションに搭載することによって、実験的にインタフェースを開発する計画を立てた。それにより、クライアントから教科書の任意の会話文の隣のバ-コードを読みとるだけで、サーバのデータを読みとるよう計画を立てている。 ビデオの映像素材については、既に平成5年特定研究にて開発された日本語教材のMPEGデータ化を進め、これに新出語彙データベースを融合させたデータを開発した。来年度の計画はこの映像素材データをシステムに実装し、そのアクセスインタフェースを開発すること、およびVideo CDのスタンド・アローンの実験的検証の同時作業を行っていくことである。
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