研究課題/領域番号 |
07610280
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 敬和学園大学 |
研究代表者 |
柴沼 晶子 敬和学園大学, 人文学部, 教授 (80192110)
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研究分担者 |
新井 浅浩 文理情報短期大学, 経営情報学科, 専任講師 (80269357)
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キーワード | 英国1988年法 / 宗教教育 / 人格教育(PSE) / 道徳的・精神的発達 / クロス・カリキュラム / アグリード・シラバス / SCAAモデル・シラバス / NFVE(National Forum for Values Ed) |
研究概要 |
(1)「英国の1988年教育改革法後の宗教教育-SCAA(学校カリキュラム評価機構)のモデル・シラバスに関する一考察」と題して、日本キリスト教教育学会第八回大会において報告。5月25日(柴沼) (2)「英国の1988年法後の人格教育カリキュラムに関する考察」と題して日本カリキュラム学会第7回大会において報告。7月7日(新井) (3)学校レベルでの宗教教育と人格教育の実際について調査を行うために、対象校についての基礎資料としてOFSTED(教育水準局)の報告書を分析し、人格教育と宗教教育の実際について質問紙調査を行い、回答についてまとめを行う。 人格教育に関しては、そのカリキュラムにおける位置付け、1988年法の影響、担当者、内容、教員の研修など、宗教教育に関しては、各校の時間数、内容、モデル・シラバスへの対応、礼拝の実態などである。 (4)英国のランカスター大学で行われた道徳教育学会に出席し、英国の道徳教育に関するSCAAの資料を得た。その際、SCAAの宗教教育担当官より、日本の道徳教育の学習指導要領を見たいとの要望があり、それに応え、小学校と中学校の学習指導要領の「道徳」の部分を英訳し、SCAAに送付した。National Forum for Values in Education and the Communityのコンサルタント、Marianne Talbot氏(Oxford Brasenose College)に渡された。 (5)これまでの調査、その他の文献を資料集にまとめる。
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