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1995 年度 実績報告書

数論とエルゴード理論

研究課題

研究課題/領域番号 07640336
研究機関名城大学

研究代表者

三町 祐子  名城大学, 理工学部, 講師 (00218629)

研究分担者 斉藤 公明  名城大学, 理工学部, 助教授 (90195983)
久保田 富雄  名城大学, 理工学部, 教授 (40022511)
キーワードLagariesはこのような整数がLebesgue measure1で存在するときのδの上限を示した。そこで、我々が既に得ている変換(それはエルゴード理論におけるnatural extensionを構成することにより一様分布論でいうところのcanonical formを導く変換である)の不変速度の密度関数を計算した。密度関数は1 / {2x(1-x)}である。そしてそれを計算すると、不変測度はσ-finiteでありnormalizeすることができないためLagariesの方法では解決できないことがわかった。現在、Oseledecの用いた方法(multipricative ergodic theoremの応用)を試みている。これは従来我々が扱ってきたものと異なっているので今後はこの解析に向けて力を尽くしたい。 / ディオファンタス近似 / エルゴード理論
研究概要

ディオフォンタス近似の同次近似問題におけるLittlewoodの予想というのは∀α_1,α_2,-,α_n,∀ε>0に対しqΠ|qα_i-p^i|<εを満たす整数p_1,p_2,-,p_n,qが存在する。
である。当初の目的は、この予想のα_1,_2,-,α_nを2次無理数としたばあいについて扱うことであった。まず、この予想ににた次の問題に対して得られているLagariesの結果について検討した。
∀α_1,α_2,-,α_n,∀δ>0に対しΣ|α_i-p_i/q|≦qを満たす整数p_1,p_2,-,p_n,qが存在する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 三町祐子: "A note on the characteristic sequences" Report of Fac. Sci. and Techn. Meijo Univ.36. (1996)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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