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1995 年度 実績報告書

アデノ随伴ウィルスベクターによる造血幹細胞への遺伝子導入

研究課題

研究課題/領域番号 07770881
研究機関日本医科大学

研究代表者

三宅 弘一  日本医科大学, 医学部, 助手 (90267211)

キーワードアデノ随伴ウィルス / 造血幹細胞 / CD34.
研究概要

1)造血幹細胞(骨髄幹細胞、さい帯血幹細胞)由来の単核球よりCD34抗体を用いたビーズ法を用いてCD34陽性細胞を純化しFACS解析により確認した。
2)各種サイトカイン(IL3,IL6、SCF)存在下及び非存在下にてネオマイシン耐性遺伝子を持つAAVベクターの感染によりCD34陽性細胞へ遺伝子導入を行いin vitroコロニーアッセイにより遺伝子導入効率を比較したところサイトカイン存在下及び非存在下にかからわらず30-40%の導入効率が認められた。また、骨髄幹細胞よりさい帯血幹細胞のほうが10%程度の導入効率の上昇が認められた。
3)同様の実験をレトロウイスルを用いて行った結果ではサイトカイン存在下では20%程度の導入効率を得られたが非存在下ではほとんど導入できず、CD34陽性細胞への遺伝子導入においてはAAVベクターの方が有用であると思われた。

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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