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1997 年度 実績報告書

地球磁場現象に伴う環境変動の研究

研究課題

研究課題/領域番号 08041115
研究機関国立極地研究所

研究代表者

山岸 久雄  国立極地研究所, 研究系, 助教授 (20132714)

研究分担者 行松 彰  国立極地研究所, 助手 (70260007)
古川 雅英  放射線医学総合研究所, 人間環境研究部, 主任研究官 (40238671)
藤高 和信  放射線医学総合研究所, 第3研究グループ, 総合研究官 (70165398)
西野 正徳  名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 講師 (70023679)
巻田 和男  拓殖大学, 工学部, 教授 (40129945)
キーワード磁気異常体 / リオメータ / VLF自然電派ガンマ / ガンマ線 / B領域紫外線 / プロトン磁力計 / フォトメター / 宇宙線
研究概要

ブラジル磁気異常帯域で観測を行ない、以下のような知見を得た。
リオメター及び自然電波の観測データについて解析を進めているが、昼側の時間帯に弱い宇宙雑音吸収や自然電波強度の上昇が見られる例があった。この現象が磁気異常帯における特徴的な現象か否かについて、汎世界的なデータと現在比較・検討している。高感度のテレビカメラやフォトメターによる光学観測を5日間程行なったが、特に顕著な発光現象は認められなかった。一般に、磁気異常帯での発光現象は微弱でありと予想されるため、今回設置した測定器では検出が難しいかもしれない。ただ、太陽活動が活発化し、入射粒子量が増加すれば現有の測定器でも観測可能であろうと思われる。そのためには、太陽活動の活発化した時期(例えば、磁気嵐の時)に光学観測を集中して行なうことが重要である。ガンマ線計測では、この領域の宇宙線量は他の同緯度域の線量強度に比べやや大きいことが示された。今後長期間にわたりガンマ線強度の変動を調べ、それが太陽活動とどのように関係しているのかを明らかにしていきたい。紫外線(UVB)の観測によると、この地域でのUVBが特に強いという結果は得られていない。このことは、通常時の入射粒子量によるオゾン層破壊はごくわずかであることを示している。
その他、プロトン磁力計による地球磁場の絶対値観測の結果、サンタマリア大学の観測所では23100nT〜23200nTの値が得られた。この値は1995年のIGRFモデルの計算結果とほぼ一致している。現在、観測データは順調に収集されており、得られたデータの解析を進めている段階である。ところで、西暦2000年には太陽活動がピークに達すると予想されており、今後磁気異常帯への入射粒子の増加に伴い、顕著な現象が見い出されるものと期待している。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 巻田 和男: "ブラジル磁気異常帯における超高層大気観測" 拓殖大学理工学研究報告. 6巻・2号. 69-72 (1997)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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