研究分担者 |
大畑 哲夫 滋賀県立大学, 環境科学部, 助教授 (90152230)
高橋 正明 東京大学, 気候システム研究センター, 助教授 (70188051)
佐藤 信夫 気象庁, 数値予報課, 班長
木本 昌秀 東京大学, 気候システム研究センター, 助教授 (30262166)
ANDRE J.C. フランス、気象局, 研究所, 所長
田中 浩 名古屋大学, 大気水圏科学研究所, 教授 (00115594)
HOSKINS B.H. イギリス、レディング大, 教授
虫明 功臣 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (50011060)
山内 恭 国立極地研究所, 北極圏環境研究センター, 教授 (00141995)
松野 太郎 北海道大学, 大学院・地球環境科学研究所, 教授 (40037172)
GRASSL H. ドイツマックスプランク研究所, 教授
RASCHKE E ドイツGKSS, 教授
山岬 正紀 東京大学, 理学部, 教授 (40242101)
中島 映至 東京大学, 気候システム研究センター, 教授 (60124608)
武田 喬雄 名古屋大学, 大気水圏科学研究所, 教授 (60022604)
小池 俊雄 長岡科学技術大学, 建築系, 助教授 (30178173)
安成 哲三 筑波大学, 地球科学系, 教授 (80115956)
MAHLMAN J. 米国NOAA、地球流体研究所, 所長
杉ノ原 伸夫 東京大学, 気候システム研究センター, 教授 (50090519)
遠藤 昌宏 気象研究所, 海洋研究部, 室長
花輪 公雄 東北大学, 理学部, 教授 (40142921)
竹内 謙介 北海道大学, 低温科学研究所, 教授 (00107450)
山形 俊男 東京大学, 理学部, 教授 (50091400)
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研究概要 |
気候変動研究計画(WCRP)の各種の委員会に参加し、気候変動のメカニズムの解明に努めた。 まず、雲と放射の関係を研究するために、中島が国際放射委員会に出席し、最近の我が国の研究を報告すると共に、世界の研究動向に関する知見を得た。 現在、日本が主導しているGAME研究計画の成果と現状を、安成が、GEWEX-HMPで報告し、同種の研究計画との調整を行った。この結果、GAMEの成果は廣く世界に認知させるところとなった。なお、安成は、HMPの委員長に就任し、来年は日本で会議を開催することとなった。この他、日本が責任を持って行っている国際土壌水分プロジェクトも多大な成果をあげており、国際的にも高く評価された。 住と竹内が、インドのゴアで開かれたTAOパネルとCLIVARモンスーンパネルに出席し、日本の成果を発表すると共に、会合の国際協力につちえ話し合った。その結果、日本が展開使用としているTRITONブイ計画や「みらい」の就航は廣く世間の期待を集めることとなった。モンスーン研究でも日本のGAMEとの協力が強く要請され、ここでも日本の存在価値が広く評価された。 その他、WOCE,PICES,SPARCなどにも委員を派遣し、日本の研究成果を発表すると同時に、国際的な気候研究の枠組み作りに貢献した。特に、注目するのは、近年のこの様な国内の研究活動の発展と共に、日本の研究が国際的にも高く評価されるようになったことである。引き続き努力を続けてゆく必要がある。
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