研究課題/領域番号 |
08245102
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研究種目 |
重点領域研究
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
桑島 功 東京工業大学, 理学部, 教授 (50016086)
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研究分担者 |
向山 光昭 東京理科大学, 理学部, 教授 (60016003)
野依 良治 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50022554)
金岡 祐一 富山女子短期大学, 学長 (50001029)
奈良坂 紘一 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (50016151)
伊藤 嘉彦 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (40026018)
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キーワード | 高次構造 / 天然有機化合物 / 実践的分子変換法 |
研究概要 |
本重点領域研究の目的は、今日の有機合成化学において最も重要な課題の一つである高次構造天然有機化合物を標的とし、その効率的な全合成手法の開発とその量的合成を班員からなる計画研究班を設定し、これに加えて54名の公募研究員が参加して研究を行った。各班の班長が総括班実施グループとして各班の運営にあたり、互いに連携を保ちながら他項目の研究目標達成のためにも協力して問題解決にあたった。 先ず、各班の密接な交流を計るために、平成8年7月17日、東京にて最初の会合を持ち、計画及び公募研究班員が研究テーマの提起と、今後の研究計画の提示を行い、これらについて討議した。また、平成9年1月13日及び14日に京都で第1回公開シンポジウムを行い、XX名の班員が研究成果を発表し、これについて活発な討論がなされた。このシンポジウムの参加者は、班員数を大幅に超えて230名以上に達し、この研究分野への関心の大きさが伺われた。 また、実施グループと評価グループによる総括班会議を2回開き、大局的・総合的見地より本研究に対する指導を受け、運営に関しても有益な助言を得た。さらに班長会議を3回開催して本研究運営上の連絡を行った。 なお、各班員の研究推進のため、東京工業大学並びに東京大学にワークステーション及び分取用液体クロマトグラフィーを、また東京大学にGCマスクロマトグラフを設置した。 研究推進のため、本年度の各研究班員の研究成果をとりまとめた成果報告書を作成している。
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