研究課題/領域番号 |
08309007
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研究種目 |
基盤研究(B)
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応募区分 | 総合 |
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
浅田 孝幸 大阪大学, 経済学部, 教授 (10143132)
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研究分担者 |
佐々木 宏 桃山学院大学, 経営学部, 助教授 (80268482)
頼 誠 滋賀大学, 経済学部, 助教授 (70191674)
寺野 隆雄 筑波大学, 社会工学系, 教授 (20227523)
小原 重信 名古屋商科大学, 商学部, 教授 (00233601)
小林 敏男 大阪大学, 経済学部, 助教授 (20205470)
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キーワード | コーディネイション / ソフト系科学 / 組織間ネットワーク |
研究概要 |
本年度は研究初年度ということで、4月19日(全員の顔合せと方向についての討議)、6月29日(グループ・ウエアについての報告と討議)、9月21日(ERPソフトウエア、QADについての解説と内容についての討議)11月30日(ERPソフトのBSパックについての解説・報告と内容についての討議、及び(株)ミスミの事例紹介)1月25日(株式会社コニカの事例発表と討議)と5回の研究会を持った。この過程で、ソフトウェアーの進化・発展により、組織内の調整方法が、これまでの標準、委員会制度、予算制度、職務権限・責任記述書、などをベースとするものに加えて、電子コミニケーションツールにより大幅に短縮した企業や、組織階層がフラット化した事例などを確認することが出来た。 更に文献のサーベイについては、小原研究員から、戦略的志向に沿って、情報システムが組織間のコーディネイションに深くかかわる事例及び、分析フレームワークが提示された。 それらの一連の討議を通じて、平成9年度研究をすすめる枠組として、取引コスト理論にそった分析フレームワークが、我々のテーマを堀り下げる上で有効であることが、ある程度確認された。
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