研究課題/領域番号 |
08309007
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
浅田 孝幸 大阪大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (10143132)
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研究分担者 |
佐々木 宏 桃山学院大学, 経営学部, 助教授 (80268482)
頼 誠 滋賀大学, 経済学部, 助教授 (70191674)
寺野 隆雄 筑波大学, 社会工学系, 教授 (20227523)
小林 敏男 大阪大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (20205470)
小原 重信 千葉工業大学, 工学部, 教授 (00233601)
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キーワード | 組織問ネットワーク / 日本型マトリックス組織 / コーディネーション / 組織知脳 / EDI / CALS |
研究概要 |
企業内から企業間への調整活動の広がりの持つ意義について研究を各アプローチにもとづいて行った。浅田は「それを、利益概念の組織内への適用拡大として検討した」、小林は「日本産経営の競争・協調モデルの進化として、日本型マトリックス組織の原理」を明らかにした。また「市場競争にけるネットワーク外部性」問題を検討した。小原は「松下電器グループにおける、標準化手続による事前調整方式の特徴とその限界から、組織間調整において、価値共有化、や目標の共有化」かやはり調整において有効であることを事例から明らかにした。佐々木は「EDIによる卸・小売・生産者間における活用」を調査し、卸の市場調整における役割の変化を明らかにし、同時にEDIがもはや、技質問題でなく、コストマネジメントの対象であることを明らかにした。中野は「組織学習における4つの学習ループ(教化、ルール生成、ルール変換、組織、知能形成」がボトムアップ社会においても、比較的短い時間で、最適な社会状況をじつげんさせる要素であることをモデルシミュレーションで示した。
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