研究課題/領域番号 |
08459012
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
阿部 圭一 静岡大学, 情報学部, 教授 (80022193)
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研究分担者 |
小西 達裕 静岡大学, 情報学部, 講師 (30234800)
酒井 三四郎 静岡大学, 工学部, 助教授 (70170553)
山田 文康 静岡大学, 情報学部, 教授 (40158217)
水野 忠則 静岡大学, 情報学部, 教授 (80252162)
永野 和男 静岡大学, 情報学部, 教授 (60107224)
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キーワード | 文理融合 / 情報教育 / カリキュラム / 教育実践 / 情報学部 / 教育体系 |
研究概要 |
本年度は、文系・理工系を融合した情報教育を構築していくために学部内の討論を中心に行った。まず、本研究で考察すべき課題を検討し、次のような項目が挙げられた。 ・どのような学生を育てるのか ・そのために、多様な選択科目にたいしてどのような履修ガイドラインを設定すべきか ・文理融合型授業の長所・短所 ・多人数教育と少人数教育の効果的な組み合わせ ・各科目間、特に二つの学科の開講科目間の連携のとり方 ・地域的に分散した学部における学生へのバックアップおよび学生からのフィードバック体制(電子メールの有効活用、アンケートによるフィードバックなど) ・演習、実験を重視すべきであるが、その内容と必要設備 ・学生の主体性を重視するような授業内容の構成法 以上の課題にたいし、限られたメンバーによる研究・討論のほか、学部全体で討論会を2回開催した。テーマおよび内容は次の通り。 (1)1年生前期における学部共通科目の実施状況と反省。具体的には、「コンピュータ入門」と「コミュニケーションスキルズ」を取り上げて、報告・討論をした。どちらの場合も、学科間の差よりも個人間の差のほうが大きく、来年度以降これに対処する必要があることが述べられた。 (2)来年度、2年生にたいして開講予定の学部共通選択科目群に関する検討。「情報インフラ」、「情報モラル」、「国際化」の3群にわたり、文系・理工系の両方の興味を引きつけ、理解可能であるような授業内容を目指して、提案とそれにたいする討論を行った。 また、慶應義塾大学環境情報学部、奈良先端科学技術大学院大学、立命館大学等を見学調査した。
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