• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1996 年度 実績報告書

Kummer-Artin-Scheeier-Witt理論とArf理論の変形

研究課題

研究課題/領域番号 08640059
研究種目

基盤研究(C)

研究機関中央大学

研究代表者

関口 力  中央大学, 理工学部, 教授 (70055234)

研究分担者 諏訪 紀幸  東京電機大学, 工学部, 教授 (10196925)
三松 佳彦  中央大学, 理工学部, 助教授 (70190725)
百瀬 文之  中央大学, 理工学部, 教授 (80182187)
松山 善男  中央大学, 理工学部, 教授 (70112753)
佐武 一郎  中央大学, 理工学部, 教授 (00133934)
キーワードWitt群 / Artin-Hasse / Artin-Schreier-Witt理論 / 変形群スキーム / 拡大群
研究概要

環A上の群スキームW_nのトーラスG^n_mへの変形群スキームW_nは,W_1=g^<(λ)>を用いて,帰納的にExt^1(W_<n-1>,g^<(λ)>)の元として与えられ,Ext^1(W_<zn-1>,g^<(λ)>は本質的にHom(W_<n-1,A/λ>,G_<m,A/λ>)と同じであり,こうした変形理論は,準同型群Hom(W_<n-1,A/λ>,G_<m,A/λ>)及びExt^1(W_<n-1,A/λ>,G_<m,A/λ>)の決定が重要な課題となる。これに関し,pを素数,AをZ_<(p)>-代数としたとき,Artin-Hasse指数関数を用いることにより,Hom(W_<n,A>,G_<m,A>)及びExt^1(W_<n,A,>,G_<m,A>)を形式Witt群⌒W(A)のFrobenius自己準同型F^nの核及び余核として具体的に与えることに成功した。この結果を用いることにより,W_<2,A>がZ/p^2を含む場合に,商群W_<2,A>/(Z/p^2)を具体的に書くことが出来,これは標数p上の曲線のp^2次の巡回拡大の標数零への引き上げを記述する上で重要な結果となっている。
更に,Hom(g^<(λ)>,G_<m,A>)及びExt^1(g^<(λ)>,G_<m,A>)についても同様の議論の展開を与えており,今後は,一般の群Hom(W_<n-1,A/λ>,G_<m,A/λ>),Ext^1(W_<n-1,A/λ>,G_<m,A/λ>)の決定が当面の課題である。この一般化に際しては,Artin-Hasse指数関数の変形と,Frobenius自己準同型の変形が必要となり,実際,興味深い関数を得ることが出来た。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 関口力: "A note on extensions of algelraic and fornal growpsIII" Thohoku J.(1998年掲載予定).

  • [文献書誌] 関口力: "代数群と形式代数群の変形の例について" 数理解析研究所講究録(ホップ代表と量子群). (掲載予定).

URL: 

公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi