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1996 年度 実績報告書

カルコパイライト型半導体を用いたエレクトロミックデバイスの開発

研究課題

研究課題/領域番号 08875063
研究機関東京農工大学

研究代表者

佐藤 勝昭  東京農工大学, 工学部, 教授 (50170733)

研究分担者 石橋 隆幸  東京農工大学, 工学部, 助手 (20272635)
キーワードカルコパイライト型化合物 / ショットキー接合 / 光照射による吸収変化 / スペクトログラフシステム
研究概要

カルコパイライト型化合物半導体CuAlS2単結晶を気相化学輸送法で作製した。
この試料に対し、電極を蒸着し電気的測定を行ったが、ショットキー接合はできていなかった。
次にコバルトを添加したCuAlS2単結晶を作製した。
CCDを出口スリットに備えた分光器からなるスペクトログラフシステムを購入しその制御法を習熟し、これを用いて上記試料の光吸収スペクトルの温度変化を測定した。
この測定系により、CuAlS2:Coにおける吸収スペクトルのレーザ光照射による変化を測定した。
この結果、光照射により吸収が増加する波長領域と減少する波長領域があることがわかった。
これより、フェルミ準位の人為的移動による遷移金属イオンの価数制御が可能であると示唆された。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] K.Sato,N.Nishikawa,I.Aksenov,T.Shinzato and H.Nakanishi: "Effect of Fermi Level Motion on the Optical,ESR and Transport Properties of CuInSe2" Jpn.J.Appl.Phys.35,4A. 2061-2067 (1996)

  • [文献書誌] Y.Kimura,T.Ohgoh,I.Aksenov and K.Sato: "Optical Properties of Er-Doped CuAlS2" Jpn.J.Appl.Phys.35,7. 3904-3908 (1996)

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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