研究の目的 平成11年度は6月イギリス、スイス6〜7月アメリカ、6月下旬ロシアの調査を行なった。 イギリス・スイス、ロシアではCalceolusの調査を行い、礼文島・北見のCalceolusの系統性を謂査した。 アメリカではYellow L.S.の詳細な調査を行なった。 ロシアではMacranthumの調査も行なった。 DNA解析を行なった結果Calceolusは西欧、ロシア、礼文、北見はそれぞれ異なるという結果を得た。 北米、日本、西欧のCypについて10種のDNA解析を行い系統樹を作成した。今後2〜3年間の調査を行い、全世界のCypの生態とDNA解析を行なう必要がある。 レブンアツモリソウの未熟種子培養では1000箇のプロットコームの発芽に成功した。
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