研究課題/領域番号 |
09044140
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研究種目 |
国際学術研究
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応募区分 | 共同研究 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
安井 至 東京大学, 国際・産学共同研究センター, 教授 (20011207)
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研究分担者 |
大森 博雄 東京大学, 理学部, 教授 (60092160)
村上 周三 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (40013180)
石谷 久 東京大学, 工学部, 教授 (70013703)
山地 憲治 東京大学, 工学部, 教授 (80262038)
松尾 友矩 東京大学, 工学部, 教授 (80010784)
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キーワード | 持続可能性評価法 / 地域的気候変化 / 地域的統合管理手法 / マクロ経済モデル / 都市管理システム / 生態系変化調査 / 資源有効利用 / 逆工場の概念 |
研究概要 |
東京大学とMIT(米国)、ETH(スイス)の3大学による環境研究(Alliance for Global ustainability,AGS)を推進することを目的とした国際学術研究である。現時点では、東京大学における公認研究テーマが30件弱、ETH公認の研究プロジェクトが20件強存在しているが、MITに関してはまだ組織的に公認したプロジェクトは存在していない状況である。これらの課題に関して、お互いの責任において旅費および研究費の調達を行うことが原則となっている。スイスからの資金に関しては、一部、日本側の旅費をカバーすることを初めている。本国際学術研究においてサポートしたのは、日本からの米国あるいはスイスへの学術研究あるいは研究打ち合わせのための出張旅費、スイスにおいて行われた本年度のAGS総会への日本からの代表団の派遣である。個々の研究に関しては、個人レベルでのスケジュールにしたがった援助になったが、AGS総会については、東京大学からの出席総数は50名にもおよび、今回初めての試みとして、学生との交流を一部おこなったが、本国際学術研究としては、助手以上の出張旅費の支援を行った。研究内容は、まさに多岐に渡るが、日本とスイス、米国との環境の違いが鮮明になるという効果が非常に大きい。例えば、環境汚染に関しても、日本がダイオキシンなとの問題と固形廃棄物問題を最重視する傾向であるのに対し、スイスでは重金属汚染のように比較的古典的な汚染が重要視されているようで、この相違がどのような違いに起因するかといった興味有る研究対象が新たに見つかりつつある。
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