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1999 年度 実績報告書

社会的公正感の研究(公正判断の意識構造の解明)

研究課題

研究課題/領域番号 09410050
研究機関中央大学

研究代表者

宮野 勝  中央大学, 文学部, 教授 (30166186)

研究分担者 木村 邦博  東北大学, 文学部, 助教授 (80202042)
織田 輝哉  慶應義塾大学, 文学部, 助教授 (20276421)
山岸 俊男  北海道大学, 文学部, 教授 (80158089)
富山 慶典  群馬大学, 社会情報学部, 助教授 (50207627)
斎藤 友里子  奈良女子大学, 文学部, 助教授 (80278879)
キーワード公正 / 意識 / 能力 / 努力
研究概要

全国質問紙データの分析を進め、12月の研究会で、英文報告書の大枠が固まった。また、かなりのエネルギーを投入し、調査票の英訳を完成させた。
本研究では、全体として、公正感の基本的な心理機構のヒューリスティクスを研究し、公正感の日本的特質、時代的特性、時系列的変化を明らかにしようと試みている。より具体的に、1)「収入・資産」の分布の不平等、2)「能力観・努力観」の日本的特質とその変容、3)価値理念の中での公正の位置、4)性別・エスニシティなどの生得的原因に根ざす不公正とその解決の方向、5)政治的・経済的公正をめぐる人々の意識のあり方、などについても研究を進めており、英文報告書にまとめようとしている。
また、報告書に間に合うかどうかは未定であるが、以下の試みも進行中である。第1に、質問紙調査中の自由回答について分析を進めている。第2に、ヴィネット調査の研究を試みている。第3に、心理学的な実験に基づく考察やシミュレーション的研究を追求している。
ただし、論文草稿への相互コメント、コメントを受けての再分析・再執筆の他に、英文のチェック作業もあり、英文報告書を予定通りに2000年3月末に刊行できるかどうか、進行中の仕事をどこまで収録できるか、微妙である。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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