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1998 年度 実績報告書

アベラール論理学にかんする未完写本の校訂・研究

研究課題

研究課題/領域番号 09610010
研究機関福井県立大学

研究代表者

岩熊 幸男  福井県立大学, 経済学部, 教授 (10135600)

キーワードアベラール / シャンポーのギョーム / 12世紀ルネッサンス / ラテン語写本研究 / 中世論理学史
研究概要

本年度の研究目標は次の二部の論文を完成させることにあった。(1) Pierre Abelard et Guillaume de Champeaux dans les premieres annees du XII^e siecle (2)Prologues of Commentaries on the Logida vetus Literature in the 12th Century。(1)については予定通り1998年3月にパリで口頭発表し、Langage,science,philosophie au XI^eI siecle(ed.Joel Biard),Paris:J.Vrin(1999春出版予定)におさめられる。(2)については、一部のラテン語テキストの現写本との校訂が未完成なので、来年度に持ち越すことにした。
このほかの本年度の研究実績としては、アベラールの師であったシャンポーのギョームの著作であることを上記論文(1)で証明した、アリストテレス範疇論注解の校訂作業をあげることが出来る。この著作は4部の写本が現存しており、各写本ごとに大幅な増補・改訂がなされている。この増補・改訂の各版にかんする予備的研究を1999年度中にとりまとめて、2000年5月にアヴィニヨンで予定されている第13回中世論理学・意味論ヨーロッパ・シンポジウムでの発表に備える予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Joel Biard(ed.): "Langage,science,philosophine au XII^e siecle" Librairie J.Vrin,

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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