研究課題
基盤研究(C)
超臨界流体注入装置の試運転後、小型の木材試験体を防腐薬剤で処理した。超臨界二酸化炭素をキャリアにして、心材と辺材の処理性の比較,薬剤吸収量の測定,曲げ強度の測定を実施した。注入性の悪いカラマツなどでは,急激な圧力変化にともなう落ち込みが観察され処理条件をさらに検討する必要があった。処理試験体の防腐性能については室内試験を実施している。本年度は,1998年11月に開催される第4回環太平洋木質系複合材料シンポジウムで口頭発表後、学術誌への投稿を予定している。