研究分担者 |
上田 毅 福岡県立大学, 人間社会学部, 助手 (90254648)
堀田 昇 九州大学, 健康科学センター, 助教授 (00146797)
大柿 哲朗 九州大学, 健康科学センター, 助教授 (20101470)
藤島 和孝 九州大学, 健康科学センター, 教授 (00108606)
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研究概要 |
本研究では,水中運動の習慣のある中高年女性を対象に,体力,血液指標および骨密度を検討することを目的とした。被験者は,福岡市内のあるスイミングクラブに通う43〜78歳の中高年女性61名であり,クラブには1週間に3.9±1.9回通い,20.±0.9種目の水中運動を1回当たり1.5±0.7時間,4.6±3.3年間実施していた。被験者は,形態測定,体力測定,血液検査および骨密度を測定した。 その結果,形態測定では,年齢と身長の間に有意な連関が認められた。BMIは日本肥満学会による肥満の判定基準に当てはめると「やせ」は16.9%,「普通」は53.8%,「過体重」は15.4%,「肥満」は13.8%であった。体脂肪率は,インピーダンス法では適正が9.4%だけであったが,皮下脂肪法では89.1%が適正であった。体力測定では,脚筋力,閉眼片足立ち,長座体前屈は,年齢との間に有意な連関が認められた。血液指標では,グルコースは年齢との間に有意な連関が認められた。骨密度の測定では,骨密度と対YAM比は,年齢との間に有意な連関が認められた。
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