研究分担者 |
藤見 純子 大正大学, 人間学部, 教授 (60173457)
正岡 寛司 早稲田大学, 文学部, 教授 (70063625)
渡邊 秀樹 慶応義塾大学, 文学部, 教授 (30114721)
松田 苑子 淑徳大学, 社会学部, 教授 (30100986)
大久保 孝治 早稲田大学, 文学部, 教授 (00194100)
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研究概要 |
本研究グループ(研究代表・分担者および研究協力者<日本家族社会学会有志>)は,戦後日本の家族変動および家族行動の変化に関する基礎的データを構築するため,平成11年1〜2月に全国確率標本に基づく調査を実施した。今年度は,得られたデータの分析および成果の報告につとめ,以下のような実績を得た。1,えられたデータの基礎的集計および分析を行い,基礎集計表を添付した第一次報告書を作成・刊行した(7月)。2,得られた成果の一部を,9月に東北学院大学で開催された第10回日本家族社会学会大会で報告した。3,11月に韓国で開催された韓国国際学会に参加し,本研究について報告するとともに,今後の協力の可能性について議論した。4,約80名のメンバーで,「家族・親族構造」「家族キャリア」「夫婦」「親子」「援助」「介護」「意識」「職業」「ライフスタイル・地域」の9班からなる組織を編成。班単位でワークショップおよび研究会を開催し,分析の成果についてテーマ別に検討を重ねた。その検討をふまえて,テーマ別に第二次報告書を作成、報告書は目下編集作業中である。5,平成10年10月に実施した予備調査データをSSJ(Social Science Japan Data Archive)およびSORD(Social and Opinion Research Database)で公開した。6,本研究によって得られたデータは,2001年中に公開する予定で,目下,そのための作業も進めている。7,5年経過した時点(平成15年度)に第2回調査を実施することをめざし,研究組織のあり方および進行について,検討を重ねている。
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