研究課題/領域番号 |
10351001
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研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
佐々木 正道 兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (30142326)
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研究分担者 |
吉野 諒三 統計数理研究所, 領域統計研究系, 助教授 (60220711)
宮崎 和夫 神戸親和女子大学, 文学部, 教授 (20229826)
宗 正誼 武庫川女子大学, 文学部, 教授 (70249499)
鈴木 達三 平成帝京大学, 情報学部, 教授 (90000190)
林 知己夫 統計数理研究所, 名誉教授 (50000188)
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キーワード | ボランティア活動 / 大学教育 / サービス・ラーニング / 大学カリキュラム開発 / 社会調査 |
研究概要 |
1) 阪神・淡路大震災の被災地に比較的近い6大学(関西学院大学・神戸大学・神戸商船大学・神戸親和女子大学・兵庫教育大学・武庫川女子大学)において、a)我々が1995年12月に実施した意識調査(報告書「阪神・淡路大震災における大学生のボランティア活動に関する意識と実態調査」として平成10年3月に刊行)に加え、既に他の大学で実施された大学生のボランティア活動に関する意識調査を含め整理し再分析を行った。b)更に大震災直後に我々が実施した全国規模のボランティア活動に関する調査(報告書「阪神・淡路大震災におけるボランティアの実態調査」として平成8年9月に刊行)の回答者(4,575名)の中から大学生のみ(1,200名)を抽出し追加分析を行い、a)の結果と比較・検討した。その結果、大学生のボランティア活動についての積極的意識とその行動の実態が明らかとなった。 2) 大学ボランティア教育について、日本に比べかなり浸透し重要視されているアメリカの大学(25校)から資料を取り寄せ分析を行った。 3) 既にボランティア教育を実施している国内の7つの大学(平成9年現在では国公私立を合わせて約100大学)において担当・責任者との面接調査を実施し、ボランティア教育の現状とカリキュラムについての問題点や改善すべき点などを探った。その結果、現状では十分な取り組みがなされていないことが判明した。 4) 大学生ボランティアを受け入れた被災者と自治体の担当者を対象としたプリテストを行い、次年度の本調査に取り入れる質問項目の選定を行った。 5) 2)の調査結果をもとに、第一回全国ボランティア学習研究フォーラム・第三回全国ボランティア活動推進連絡協議会・東京ボランティアセンター・信州大学・神戸大学等でボランティア教育に関連した講演・講義を実施した。内容については、日本経済新聞(H.10.7.19.)、「月刊福祉」 (H.11.2全社協)に掲載。
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