研究課題/領域番号 |
10410012
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
塚本 明子 東京大学, 大学・大学院・総合文化研究科, 教授 (50064233)
|
研究分担者 |
ロシター ポール 東京大学, 大学・大学院・総合文化研究科, 教授 (40199592)
ウィルソン ブレンダー 東京大学, 大学・大学院・総合文化研究科, 教授 (80242030)
高田 康成 東京大学, 大学・大学院・総合文化研究科, 教授 (10116056)
ルコア サンドラ 東京大学, 大学・大学院・総合文化研究科, 助教授 (40291330)
|
キーワード | イギリス / アイデンティティ / 思想 / 学際 |
研究概要 |
研究代表者塚本はこの研究課題の成果を平成11年 5月まさにアイデンティティ」をテーマにポーランド ワルシャワ、でひらかれた国際美術評論家連盟国際学会、また『Art and Spirituality』をテーマにひらかれたラトヴィアでのヴァルドセミナーにおいてこの研究の成果を発表し、また10月にはドイツドレスデンで開かれた国際記号学会 「複雑系の記号学」での討議をとおしていろいろな国籍の学者との意見交換をおこなった。また共同研究者サンドラ ルコアは9月末から古典様式がその彫刻の主題をめぐってイギリスの研究者Hosmerとイタリアにおいて共同研究、意見交換の機会をえた。おなじく共同研究者の高田は中世、ルネッサンス、またキケロ研究を本年集成し、ペルージアでの学会発表で中世文学における身体と魂の関係を論じ、またチュービンゲンで古典文学の伝統を巡る学会でキケロ伝がルネッサンス期にどうかかれ、どうよまれたかをめぐる討諭を重ねた。ウイルソンは一昨年にヴィトゲンシュタインの『探究』をめぐるの諸議論を整理し、日常言語をめぐる議論に一石を投じた。われわれはさらに議論をすすめこの研究と研究者を母体とし、これの延長として英国思潮に現れた技法と様式苦い年に関する学際的考察をすすめてゆく予定である。
|