研究課題
基盤研究(B)
今年度の研究実績は、以下の通りである。1. 現地史料調査および民俗調査の実施。8月31日から9月5日まで、10月4日から6日までの2度にわたり、以下のごとく現地調査を実施した。(1) 疋田種信家文書。従来からの調査の継続。(2) 観音寺文書。従来からの調査の継続。(3) 旧円明寺村庄屋・小泉家旧蔵文書(大山崎町歴史資料館蔵)。今年度で調査完了。(4) 離宮八幡宮(津田定明家)文書。現在の調査方式による本格調査に着手。(5) 円明寺地区(旧円明寺村)の民俗調査。小倉神社の宮座組織について。2. 収集・撮影史料の整理・分析。撮影済み史料は、予算を勘案しながら焼き付けを行い、再撮影を要するもの等についてのチェックを順次実施。撮影済み史料は、今年度、マイクロフィルム33巻分で、従来分と合わせ69巻になる。3. 定例研究会の実施。毎月1回の定例研究会では、『大山崎町史』を始めとする主要な関係文献(論文)の検討、研究組織構成者などによる研究報告が主なものとなるが、事務局・運営委員会が提案する調査の進行状況・問題点等の案件を検討し、目録作成の方式・問題点などについても議論する。必要に応じて小研究会が別に組織され、例えば、目録作成については、院生中心の研究会が検討を進めている。
すべて その他
すべて 文献書誌 (1件)