研究概要 |
双子老人2,500名について郵送質問紙を発送した。死亡脱落例が増加していることから、死亡例については電話にて家族にインタビュー調査を行った。総合的健診データについては現在解析中であるが、免疫能(モノクロナール抗体、CD4、CD8、CD3など)において双生児同胞間の類似度に養育時の生活環境の影響がみられることが別離年齢別解析より判明した。またDNAテロメア長に関しては、一卵性双生児ではペア内で近似する傾向がみられるものの、遺伝的に同一である一卵性ペアであってもペア内での差異がみられるものがあった。これら差異の発生に関与するライフスタイル要因についてはテロメア解析例数を増加させることにより分析を進展させる予定である。
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