| 研究課題/領域番号 |
10470197
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 研究機関 | 香川医科大学 |
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研究代表者 |
立川 敏明 香川医科大学, 医学部, 教授 (00020206)
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| 研究分担者 |
出原 敏孝 福井大学, 工学部, 教授 (80020197)
高島 均 香川医科大学, 医学部, 助教授 (10116402)
合田 文則 香川医科大学, 医学部, 助手 (90294769)
土井 昭孚 香川医科大学, 医学部, 助教授 (00033217)
寺中 正人 香川医科大学, 医学部, 教務職員 (20294770)
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| キーワード | 生体照射 / カテーテル伝送 / ジャイロトロン / ミリ波・サブミリ波 |
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| 研究概要 |
本研究の平成10年度における目標は、(1)現有のミリ波ジャイロトロン装置の出力部を改良整備し直径2〜6mmのライト・パイプ(カテーテル)への出力変換を試みる(2)ミリ波・サブミリ波の生体照射と医療応用への予備的実験として、ジャイロトロン出力(CW,Pulse)のタンパク質への照射実験を行い、それによる熱変成の様子を調べる(3)W-band(100 GHz)ミリ波分光装量を用いて,ライト・パイプによるミリ波伝送と,誘電体導波管伝送性能の測定装置を設置するであった。(1)の研究に関しては、特殊な矩形/円形導波管モード変換器を設計制作し、それを用いて直径6mm円筒カテーテル導波管伝送(長さ〜2mm)を試みその特性を測定し、低ロス伝送系を得た(成果(1))。また、この導波管の応用として、ルビーのミリ波ESR研究を計画して、従来にない結果を得た(成果(1))。(2)に関しては、まず、ジャイロトロンのCWおよびPulse発振の安定化を試み(成果(2))、これによる円筒導波管出力口での詳細な電磁波分布を測定するとともに、プリィミティブな卵白と肉片への照射実験を行った。(3)では、計画どうり、W-bandガン発振器と同検波器を購入し、既存の周波数計および減衰器とを組み合わせて、導波管伝送測定装置を試作した。
径の異なる各種のミリ波テーパー導波管と導波管フランジとを、新たに設計試作するとともに、径および材質の異なる各種導波管カテーテルを制作し、前記の測定装置を用いて、これらカテーテルの伝送性能を測定した。現在、この結果の検討中である。
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