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1999 年度 実績報告書

地域公共サービスとして機能する看護援助の特質に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 10470520
研究機関千葉大学

研究代表者

平山 朝子  千葉大学, 看護学部, 教授 (20110356)

研究分担者 山田 洋子  千葉大学, 看護学部, 助手 (50292686)
井出 成美  千葉大学, 看護学部, 助手 (80241975)
宮崎 美砂子  千葉大学, 看護学部, 助教授 (80239392)
高屋 順子  千葉大学, 看護学部, 助手 (50302576)
キーワード地域公共サービス / 行政看護職の役割 / 外部委託方式 / 在宅介護支援センター
研究概要

1 保健医療福祉関係の地域公共サービス提供方式及びそれへの看護職の関わりの調査
平成10年度に実施した、6市町村における、保健福祉関係の地域公共サービスの提供方式の現状とそれらへの行政保健婦の関わりの実態調査に加えて、その内の4町村における、「がん検診」「基本健診」「1歳6か月児健診」「妊産婦・新生児訪問指導」「入浴サービス」「短期入所」「デイサービス」「在宅界護支援センター」の各サービスの提供方法と利用状況について、補足的な調査を行い、それらに関わる、行政側の保健婦士の、認識している自らの役割や課題についてのさらなる調査を実施した。行政側保健婦士の役割として、特に、委託されたサービスの評価を行い、利用者のニーズを真に満たすサービスの質の確保に関して果たすべき役割を確認した。
これに加えて、本年度は、一地区の行政保健婦の地区活動を詳細に調べ、特に機能訓練事業の送迎手段確保のための、福祉タクシーサービスの外部委託先の従事者への関わりを素材に、地域づくりに関わる保健婦の役割を確認した。
2 受託側のサービス提供看護職への調査
受託機関である在宅介護支援センターに持ち込まれた相談へのセンター看護職の対応と、行政側保健婦士との関わりの実態と、その必要性への認識を調べ、委託元である行政側の看護職と、受託側の看護職双方の役割を検討した。その結果、行政側保健婦士固有の役割として、住民の主体性の促し、ホームヘルパー等ケアワーカーへの支援と組織的連携の重要性、在宅介護支援センター等相談窓口機関のサービスの質の見極めと支援などの役割が確認できた。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 牛尾 裕子: "在宅介護支援センターに当事者以外の者から持ち込まれた相談における援助のあり方"千葉看護学会誌. 5・2. 37-42 (1999)

  • [文献書誌] 山田 洋子: "民間委託方式の在宅福祉サービス利用者の要望と保健婦(士)の役割"日本公衆衛生雑誌. 46・10. 373 (1999)

  • [文献書誌] 牛尾 裕子: "当事者以外の住民が持ち込んだ相談に対する看護判断"日本地域看護学会講演集. 92 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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