研究課題/領域番号 |
10630001
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研究機関 | 小樽商科大学 |
研究代表者 |
鵜沢 秀 小樽商科大学, 商学部, 教授 (20107147)
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研究分担者 |
篠塚 友一 小樽商科大学, 商学部, 助教授 (40235552)
船津 秀樹 小樽商科大学, 商学部, 教授 (60173514)
若林 信夫 小樽商科大学, 商学部, 教授 (80002997)
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キーワード | CAL(Computer Assisted Learning) / MATHEMATICA / 実験経済学 / 問題解決 / コンピュータ支援 / マネージメントサイエンス / APEC / WWW(World Wide Web ) |
研究概要 |
1.研究報告書『コンピュータ利用による経済学学習プログラムと実験経済学』を出版した。内容は(1)"CAL(Computer Assisted Learning) in Economics programs for Windows95/98 USER GUIDE"(鵜沢)、(2)「コンピュータ支援のマネジメトサイエンス-表計算ソフトの活用-」(若林)、(3)「経済学科の学生はクールノー均衡を選ぶか?-コロラド大学ボルダー校での予備実験結果-」(鵜沢)、(4)"Looking at the Cournot-Nash Equilibrium by using the Mathematica graphics-You can choose any value of parameters in the Cournot model-"(鵜沢),(5)"The Internet as a Medium for Facilitating APEC Business Education"(船津・サリス)、(6)「西條教授の実験経済学の実演と講演要旨」(鵜沢)、(7)「科研費報告書:実験経済学パート」(篠塚)である。 2.鵜沢はCALによる経済学学習プログラムをWorld Wide Web(WWW)に公開し、ゼミで使用する。また、マニュアルの改訂、日本語表示への移植、産業組織論の受講者を対象に実験経済学を行った。 3.若林は、(1)国際会議で2件の座長、2件の研究報告、3編の査読を行なった。(2)Friedman and Sunder の「実験経済学の原理と方法」を批判的に検討。(3)日本経済学会と実験経済学コンファレンスに出席し、研究動向を調査。(4)北海道教育大学函館校で受講者を対象に数件の経済実験を試みた。(5)コンピュータ支援のマネジメントサイエンスをゼミ、授業で実践した。 4.船津は国際会議でSallisとの共同論文を紹介し、APECビジネス教育のためにWWWを用いる可能性を論じた。 5.篠塚は外部研究者との交流計画を担当し、実験経済学の最先端で活躍している大和毅彦教授(東京都立大学)、佐々木宏夫教授(早稲田大学)、および、下村研一助教授(大阪大学)を本学の研究会へ招待した。全員で最新の話題と報告を聞き、議論した。
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