研究概要 |
平成11年度は前年度に引き続き以下の実験を行った。 1)前年度施行した、水ファントームを用いた実験結果を検討した。MRI撮影におけるX,Y,Z軸方向の画像の歪みは各々数mmであり、この値は目的とする定位的放射線治療を行う際の許容範囲を超えていた。従って、MRI画像を定位的放射線治療に応用する際には、何らかの空間的補正が必要であることが確認された。 2)人体ファントームを用いて画像を撮像した。人体ファントーム内の含気がMRI画像の空間的な歪みに与える影響に関しては現在検討中である。 3)上記1),2)について今後関連学会での発表を予定している。
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