研究課題
本研究は、看護学の体系化に向けて最も重要な学的基盤としての看護哲学の確立をめざすことを目的としている。平成12年度は、前年度までに行った討議によって取り出した下記の点について再検討し、報告書を作成した。(1)看護哲学の必要性看護哲学の課題わが国の看護哲学に求められているもの科学、哲学、そして看護「学」(2)看護のアート「看護のアート」とは何か看護のアートにおける「技術」の概念看護における全体性の概念患者理解における直観概念の意義スピリチュアリティに関する考察(3)看護学の知識構築のスタイル体験から言葉へ:看護のリアリティ看護におけるアクチュアリティ(4)看護の科学と哲学看護の科学を模索する-複雑系の科学の可能性-カオス理論(Chaos Theory)と看護研究看護哲学の確立に向けて