研究課題
本領域の研究計画は、(1)コアプラズマ閉じ込め、(2)周辺プラズマ制御、(3)プラズマ計測・加熱開発、(4)炉工学開発、の4分野に大きく分かれており、その具体的研究計画は、11のサブグループで構成されてきた。すなわち、(1)「電場とプラズマ閉じ込め(ドイツとの協力)」、「高エネルギー粒子の振る舞い(アメリカ、ロシアとの協力)」「磁場配位とプラズマ制御(ロシア、スイス、スペインとの協力)」「ヘリカル磁場配位の最適化(スペイン、ウクライナ、オーストラリアとの協力)」、(2)「ダイバータの最適化(ウクライナ、ロシアとの協力)」「周辺プラズマの物理(ドイツとの協力)」、(3)「ペレット開発とプラズマ計測(ロシアとの協力)」「高周波加熱と密度揺動計測(ロシアとの協力)」、(4)「超伝導工学開発(ドイツとの協力)」「高熱流束機器開発(ドイツとの協力)」「核融合炉材料開発(ドイツとの協力)」のサブグループである。各々、関連の特色ある外国機関との国際協力を推進し、その成果を総括班のもとで取りまとめを行ってきた。17年度は、11年度から16年度まので6年間の総まとめを行った。成果報告会としては、9月21日-22日に核融合科学研究所にてLIMEシンポジウムを開催した。LIMEシンポジウムでは、特定領域研究のもとに行われた11の研究課題について幅広い討論を行うと共に、研究成果の評価も行った。またこれまでの本特定領域研究の幅広い研究成果を「LIME事後評価に係る果報告書」として冊子にまとめた。これら研究成果については、研究所ウェブhttp://www.nifs.ac.jpにて広く公開し情報発信とともに研究成果の定着を画っている。
すべて 2005
すべて 雑誌論文 (6件)
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