研究課題/領域番号 |
11210201
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研究機関 | 核融合科学研究所 |
研究代表者 |
居田 克巳 核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 教授 (00184599)
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研究分担者 |
吉沼 幹朗 核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 助手 (20323058)
伊藤 公孝 核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 教授 (50176327)
門 信一郎 東京大学, 高温プラズマ研究センター, 助教授 (10300732)
井口 春和 核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 助教授 (40115522)
藤澤 彰英 核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 助教授 (60222262)
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キーワード | 荷電交換分光 / ファブリペロー干渉計 / 中性粒子ビーム / 光ファイバーバンドル |
研究概要 |
ドイツのマックスプランク物理研究所にあるヴェンデルスタイン7-Asと呼ばれるヘリカル型のプラズマ閉じ込め装置とアスデックスアップグレードと呼ばれるトカマク型のプラズマ閉じ込め装置がある。これら装置には荷電交換分光用に理想的なビームエネルギー(40-50keV/amu)を持つ中性粒子ビームが設置されており、高速荷電交換システムを開発に適した装置となっている 平成12年度にファブリペロー干渉計を購入し、テストを行った。ファブリペロー干渉計は近接した平行ミラーの平行度を極めて高精度に保つことにより、光の干渉を利用をして特定の波長のみを透過させる装置である。その為、光軸を高精度に合わせなければならない。ヴェンデルスタインVII-ASグループ側から送られた、光ファイバーバンドルをもとにして、ファブリペロー干渉計と結合するための調整架台を設計した。平成13年度にはこの調整架台を使って総合試験を行った。総合試験をすべて終えた後、核融合科学研究所からマックスプランク物理研究所へ移設し、ヴェンデルスタインVII-AS装置に設置した。実験を行う前に必要とされる、光学調整、較正などを終了した。平成14年度には設置したファブリペロー干渉計を使って、高時間分解能でのイオン温度、電場の計測を行った。平成15年度にはヴェンデルスタインVII-AS装置がシャットダウンされたため、ファブリペロー干渉計を使った荷電交換分光システムを、同じくマックスプランク物理研究所にあるアスデックスアップグレード装置に移設・設置し、調整を行なった。平成16年度にはアスデックスアップグレードにて実験を行い、Hモードプラズマにおけるプラズマ周辺部のイオン温度、電場を計測する事に成功した。
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