研究課題/領域番号 |
11240101
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研究種目 |
特定領域研究(B)
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
岡田 保典 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (00115221)
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研究分担者 |
大西 淳之 北海道大学, 大学院・理学研究科, 助手 (40261276)
岡田 明子 東京大学, 医科学研究所, 助手 (00233320)
佐藤 博 金沢大学, がん研究所, 教授 (00115239)
山本 俊輔 大分医科大学, 教授 (90040188)
久野 耕嗣 金沢大学, がん研究所, 助手 (40242565)
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キーワード | MMP / ADAM / 細胞外マトリックス代謝 / 増殖因子 / 形態形成 / クローニング / 遺伝子欠損マウス |
研究概要 |
本研究課題は「細胞外マトリックス代謝研究の新展開の総括」であり、特定領域研究(B)(課題名:細胞外マトリックス代謝の新展開)に関する総括班である。本特定領域研究では、「MMPの機能解析(A01)」と「ADAMの機能解析(A02)」の2つの研究項目を設定し、MMPとADAM遺伝子ファミリーで現在最も重要と考えられる分子に関してその機能解析を行っている。MMP研究分野においては、組織内での活性維持機構、MMPの新規気質、マトリクラインに対するMMP作用、MMPの形態形成での役割、MT-MMP(模型MMP)群の遺伝子欠損マウスでの機能、新規MMPのクローニングと機能、などを解析している。また、ADAM研究分野では、ADAMTS1、ADAMTS4、ADAM-17、ADAM-15、ADAM-8について基質の検討や遺伝子工学的に機能解析を行うとともに、新規ADAM分子のクローニングを実行している。本年度は、2回の総括班会議を開催し、6人の計画研究代表者が研究成果を発表し、3人の評価委員の先生方から評価をいただいた。本領域研究が平成11年10月から開始したこともあり、各計画研究代表者間での連携が不十分であった点が強く反省された。評価委員からも連携不備の改善および協同研究と技術協力の積極的推進を指摘された。これらの対応策として、来年度早期に総括班を開催し、各班員間で協同推進可能なプロジェクトの立案と実行を計画している。
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