研究課題/領域番号 |
11301006
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研究種目 |
基盤研究(A)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
武川 正吾 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助教授 (40197281)
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研究分担者 |
佐藤 健二 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助教授 (50162425)
吉野 耕作 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助教授 (50192810)
船津 衛 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (90047184)
平岡 公一 お茶の水女子大学, 教育学部, 教授 (10181140)
三重野 卓 山梨大学, 教育学部, 教授 (10262643)
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キーワード | 社会政策 / 公共政策 / 社会意識 / 福祉国家 / 福祉社会 |
研究概要 |
1999(平成11)年度は、研究課題を探求するため、まず、内外の関連既存調査(SSM調査、国民生活選好度調査、British Social Attitudes Survey,GSS調査、JGSS調査、ISSP調査、等々)のサーベイを実施するとともに、関連調査を実施した研究者からの聞き取り調査を実施した。そのうえで何回かの研究会活動をおこないながら、調査票の作成作業に取り組んだ。その結果「福祉社会のあり方に関する調査」と題する調査票を確定した。この調査票では、基本的なフェースシート項目(性・年齢・健康状態・婚姻上の地位・家族関係・職業・年収など)の他に、以下のような変数が組み込まれている。利他性、公共支出への態度、政府の責任に関する意見、社会政策におけるトレードオフ関係への態度(高福祉高負担、貢献原則、普遍主義、公私関係、権利性等々)、ポストマテリアル尺度、ジェンダー尺度、貧困に関する認知度、リスク意識、雇用関連意識、奨学金の配分基準、医療に関する意識、介護に関する考え方、女性の就労形態、結婚観、ダイナスティモデルへの是非、階層帰属意識、生活満足度、平等不平等感、家族への公的介入、等々。この調査票に基づいて、実査をおこなった。そのうえで、2000(平成12)年度に、本格的なデータ分析に入っていくことができるように、データのチェック、整理・修正、簡単な集計の作業をおこなった。また。次年度に、効率的な分析がおこなうことができるよう、作業仮説の練り直しのための研究会活動を実施した。
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