研究分担者 |
川又 雄二郎 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (90126037)
斎藤 毅 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (70201506)
桂 利行 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (40108444)
寺杣 友秀 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 助教授 (50192654)
織田 孝幸 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (10109415)
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研究概要 |
1.保型形式の岩澤理論に関して,論文 P-adic Hodge theory and special values of zeta functions of modular forms を完成した.(250ページくらいの大部のもの).これは代数体の岩澤理論を,保型形式へ拡張したものであり,アーベル多様体に関するBirch Swinnerton-Dyer予想を特別な場合に,応用として解決できる. 2.log幾何に関して次の仕事をした. (1)logアーベル多様体の理論の構築(中山能力氏,梶原健氏と共同).これはアーベル多様体の退化についての新しい方法で,代数多様体の退化一般についても新しい方法を提出した.これは昨年度に始まった研究だが,log algebraic space論を深化させた. (2)logC^∞関数の理論の構築とそのHodge構造の退化への応用(中山能力氏,松原利治氏との共同) (3)また臼井三平氏との共同で,Borel-Serre空間の一般化とSL(2)-orbitの空間の構築についての論文を完成した 3.また斎藤毅氏との共同で,Blochの導手公式の証明についての論文を完成した.
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