研究分担者 |
桂 利行 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (40108444)
上野 健爾 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40011655)
吉田 敬之 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40108973)
斎藤 毅 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (70201506)
織田 孝幸 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (10109415)
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研究概要 |
1 正標数pの代数多様体の岩澤理論について研究し,F.Trihan氏と次のことを共同で証明した.「Kを有限体上の1変数代数関数体とし,AをK上のアーベル多様体とすると,AのTate-Shafarevich群が有限なら,Aに関するBirch Swinnerton-Dyer予想は正しい」 2 P 可除群のexplicit reciprocity Pawについて,syntornic cohomologyを用いて新しい結果を得た。 3 Hodge構造の退化に関係して,以前から中山能力・梶原健氏とおこなってきたlogアーベル多様体の理論を応用して,臼井三平氏・中山能力氏とともにmixed log hodge構造の分類空間の研究を開始・進展させた. 4 Hodge構造の退化に関係して,臼井三平氏とSL(2)-orbitの空間の理論を完成させた.またlog Hodge構造,log C^∞関数の理論をlog調和形式を用いて進展させた. 5 代数多様体の退化に関係して,logアーベル多様体の理論からさらにlog代数多様体,log代数空間の理論を進展させ,K3の退化に関して進展を得た.
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