研究概要 |
本年度の研究実績は以下の通りである。 (1)交付決定後,日本側とインドネシア側で連絡を取り合い,研究計画の確認と初年度のスケデュールの作成および調整をおこなった。 (2)平成11年の8月上旬から9月上旬にかけて日本側のメンバー(吉原,高城,永井およびラファエラが参加。長谷部は病気のため不参加)がジャカルタに出かけ,インドネシア側のメンバーと共同研究のためのテーマおよび枠組の設定,さらにフィールドの選定等について研究会をもち,共同研究について合意に達した。 (3)上記期間において,メンテンアタスでポスヤンドゥ,RT/RWおよび独立記念日行事についてのヒヤリングサーベイをおこなった。併せて,国立図書館,公文書館,インドネシア大学中央図書館,インドネシア政府統計局等で関連資料の収集につとめた。 (4)主に吉原,ラファェラがジェトロ,アジア経済研究所,国立国会図書館,京都大学東南アジアセンター等で関連文献資料の収集を行い,また関連研究者から意見を聴取した。 (5)上記(3)・(4)で得られた文献資料の整理をおこない,その成果をファイル化した。 (6)平成12年の3月中旬にインドネシア側のメンバ-が来仙し,初年度の研究成果を報告確認するとともに,次年度のラフなスケデューリングをおこなった。なおこの際,日本側メンバーのサポ-トを得て,インドネシア側のメンバーが中心となって仙台の地域社会についての予備調査をおこない,その成果を共有した。
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