• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1999 年度 実績報告書

葉層構造と力学系の幾何学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 11740036
研究機関埼玉大学

研究代表者

江頭 信二  埼玉大学, 理学部, 助手 (00261876)

キーワード(余次元1)葉層構造 / 力学系 / エントロピー / 定性的理論 / 極小集合 / ハウスドルフ次元 / GV不変量 / 拡大度
研究概要

本研究代表者は、以下の計画A-Dに沿って研究を行った。
計画A:コンパクト多様体上の余次元1葉層構造の定性的理論について
計画B:余次元1葉層のGV不変量と定性的理論との関係について
計画C:葉層構造のエントロピーや拡大度と定性的理論との関係について
計画D:余次元1葉層構造の例外型局所極小集合の横断的なハウスドルフ次元
これらの計画について、継続研究中で現時点でははっきりとした成果は得られていない。
計画Aについては、コンパクト多様体上の横断的に区分滑らかな(piecewise-C^<1+bv>級の)葉層S^1-束が持つ定性的構造は、すでに明らかになっている。山形大学の皆川宏之氏のアドバイスにより、より弱い微分可能性でも同様の結果が得られるという見通しが得られた。
計画Dについても、計画Aでのアイデアを利用して、例外型局所極小集合が典型的なタイプであれば、より弱い微分可能性でも横断的なハウスドルフ次元がゼロになることを示すことができるという見通しが得られた。
これらについて、継続2年目の平成12年度に成果が得られる見込みである。

URL: 

公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi