本研究班の構成員は角田太作(研究代表者)、田口善久(研究分担者)と10名の研究協力者である。 調整班B01の研究「消滅に直面した言語の調査方法に関する総合的研究」の主な目的は、ある言語の全体像を捉えるための指針となる全体的・包括的な調査票を作成することである。一方、本研究は上記の研究を補うものである。主に以下の二つの活動を行った。 (1)危機言語調査の方法と枠組みを確立するための情報と資料を収集するために、中国、台湾、タイ、豪州、インドネシア、南米の7の言語を調査した。 (2)言語調査票、語彙票、調査方法にかんする論文などの文献を収集した。 今後、本研究班のホームページに掲載する予定である。
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