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2002 年度 実績報告書

経済制度の実証分析と設計

研究課題

研究課題/領域番号 12124201
研究機関東京大学

研究代表者

林 文夫  東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (80159095)

研究分担者 石川 城太  一橋大学, 経済学研究科, 教授 (80240761)
有賀 健  京都大学, 経済研究所, 教授 (60159506)
ホリオカ チャールズ・ユウジ  大阪大学, 社会経済研究所, 教授 (90173632)
藤原 正寛  東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (40114988)
福田 慎一  東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (00221531)
キーワード各版の間の研究連携 / TFPと金融仲介 / 研究成果の海外への発信
研究概要

総括班の目的は二つに分けられる。
1.各班の研究活動が連携して行われることを促進するため,総括班会議を開催するとともに,複数の班の研究担当者が参加する研究会を主催する。
2.各班の研究活動が国内・国内に発信され,内外の研究者との交流を通じて研究の発展を図るため,国際コンファレンスを開催する。
上記1の目的を達成するため,2002年6月に「拡大総括班会議」と呼ぶべき会議を開き,この特定領域に属するほとんどすべての研究分担者が参加してこれまでの研究を要約し,連携の方法を話し合った。すなわち,各班の研究代表者がその班の研究状況を要約し,それに続いて班の各メンバーが自分の研究成果を要約した。この会議で,来年度からの領域全体としての研究目標をTFP(全要素生産性)成長率の上昇にすることが決定され,その研究目標を達成するために各版が具体的にどのような連携をすべきかについての議論がなされた。
上記2の目的を達成するため,2002年9月に,内外の有力な日本経済の専門家を集めて,国際コンファレンスを開催した。各班から多数の研究分担者が参加し,研究発表を行うとともに海外の研究者との交流を深めた。すなわち,コンファレンスでは,阪大班の小川一夫が,法人のミクロデータを用いた,貸し渋りと雇用の関係についての研究を発表した。コンファレンスの重要なテーマは,金融仲介機能の低下とTFPの関係についてであったが,当領域の参加者によるこの問題の理解が深まった。
なお,このような会議開催の事務は,東大経済学部の日本経済共同研究センター(CIRJE)が担当したが,そのための経費は,総括班の予算から支出された。

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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