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2000 年度 実績報告書

情報モラルと情報関連著作権サーバの開発と運用

研究課題

研究課題/領域番号 12558010
研究機関東京工業大学

研究代表者

清水 康敬  東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (10016561)

研究分担者 室田 真男  東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (30222342)
西方 敦博  東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (60260535)
中山 実  東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (40221460)
青柳 貴洋  東京工業大学, 教育工学開発センター, 助手 (10302944)
キーワード情報モラル / 個人情報 / 著作権 / インターネット / WWW / フィルタリング
研究概要

本研究では、情報通信ネットワーク社会で必要となる情報モラルと情報に関連する著作権に関する学習サーバを構築すると共に、運用を通して改善を図っていくことを目的としている。本年度は、以下の成果を得た。
1.情報モラル教育に関するWebページの調査
インターネット上で情報モラル教育について調査した結果、次のような現状が分かった。(1)情報モラルを扱うページは多く関心は高い、(2)保護者向けの子供を守るための対策を示しているページが多い、(3)子供向けページは少ない、(4)情報モラル学習を行える教材は見当たらない。
2.情報モラル教材の開発
開発した情報モラル教材は、個人情報の保護、著作権、メールエチケットの3項目からなり、次のような特徴を有する。(1)子供たちがインターネットを利用する際に経験すると予想される具体的な事例を疑似体験しながら学習できる、(2)子供たちに分かりやすい言葉使いや絵が用いられている、(3)課題に対する選択肢を用意し、子供たちが考えながら学習できる、(4)インターネットに公開可能な教材である。
3.インターネット情報発信における個人情報検出ソフトの開発
Webページや電子メールに含まれる個人ん情報を自動的に検出して、情報発信者に確認させると共に、その内容の再編集を促すシステムを開発した。本システムにおける個人情報検出方法は、個人情報をあらかじめ登録しておく「登録型」と個人情報と思われる文字列を検出する「パターン型」がある。本システムにより、先生や生徒がインターネット上に発信する情報に、個人情報が含まれているかどうかを用意に検出することができる。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 青柳貴洋 ほか: "教師が簡単に公開範囲を指定できる的インターネットアクセス制御システムの開発"教育工学関連学協会連合第6回全国大会講演論文集. J2B27a7. 431-432 (2000)

  • [文献書誌] 青柳貴洋 ほか: "発信者が受信者を指定するwebアクセス制御システムの開発"信学技報. ET2000-40. 21-28 (2000)

  • [文献書誌] 沼田啓司 ほか: "インターネット情報発信における個人情報検出ソフトの開発"信学技報. ET2000-28. 47-54 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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