• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2000 年度 実績報告書

外国人留学生に対する日本語教育と理科教育のカリキュラムの連携に関する基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 12680301
研究機関東京学芸大学

研究代表者

加藤 清方  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (20185838)

研究分担者 山崎 裕子  東京学芸大学, 教育学部, 助手 (20282791)
島田 めぐみ  東京学芸大学, 留学生センター, 講師 (50302906)
キーワード日本語教育 / 理科教育 / 日韓理工系学部留学生 / カリキュラム / 語彙データベース
研究概要

本研究は,(1)日本の初等・中等教育の理科教育のシラバスと韓国の理科教育のシラバスとを比較・対照し,そこに共通するものと異なるものとを分析し,韓国人理工系留学生が日本の大学で勉学する基礎となる理科語彙データベースを構築する。さらに,同データベースを基礎として,(2)韓国人理工系留学生に適合する日本語教育予備教育及び理科予備教育の連携カリキュラムを編成する。また,同カリキュラムに沿って予備教育を実施する場合,どのような教材が適切かを検討し,(3)高度情報メディア等を利用したマルチメディア教材のプロトタイプを作成し,日韓共同理工系学部留学生受入事業計画という現実的課題に応えるための基礎的かつ実践的な研究を行うことを目的としている。
本研究の代表者及び分担者は,平成12年度において,理工系外国人留学生が必要とする理科語彙に関する調査・研究を行った。小学校から高等学校の理科教科書の理科語彙約4500語の抽出を行い,同語彙の再検討,英語の翻訳の校正等を行った。また,韓国語の翻訳に着手,同作業は現在進行中である。そのほか,カリキュラム構築に関する文献調査を行うとともに,韓国に出張し,韓国の協定校の研究者及び教育関係者の協力を得て,韓国における小学校から高等学校までの学習指導要領及びシラバス関連資料を収集した。また,日韓理工系学部留学生の予備教育機関において,日本語指導の実態調査,ヒアリング調査等を行った。

URL: 

公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi