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2000 年度 実績報告書

阪神地域における起業支援システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 12791005
研究機関神戸大学

研究代表者

谷 武幸  神戸大学, 大学院・経営学研究科, 教授 (00030718)

研究分担者 岡部 孝好  神戸大学, 大学院・経営学研究科, 教授 (60067676)
宮下 國生  神戸大学, 大学院・経営学研究科, 教授 (60030714)
田村 正紀  神戸大学, 大学院・経営学研究科, 教授 (40030712)
金井 壽宏  神戸大学, 大学院・経営学研究科, 教授 (80135780)
石井 淳蔵  神戸大学, 大学院・経営学研究科, 教授 (50093498)
キーワードベンチャー企業 / 起業支援システム / 環境ビジネス / 東大阪地域 / 高齢者ビジネス / 企業内起業 / 起業プロセス / ベンチャー教育
研究概要

本研究の目的は、阪神地域におけるベンチャー企業ならびに既存企業内部の起業を、経営面から支援するための社会システムを構築することにある。そのためには、3つの分野での有機的連携を保った研究が必要である。第1は、日本における起業プロセスの詳細な定量的調査と、それの徹底的な分析である。第2は、欧米の先端事例の綿密な調査である。第3は、阪神地域の起業支援システムの綿密な調査である。本年度の研究では、第1分野について、関西生産性本部との共同研究として、大規模な「経営実態調査」を行った。現在は、体系的な質問票を配布し終えた段階である。質問票の分析は次年度に行うが、それによって、日本における起業プロセスの実態と、それを支援していく際の経営課題が明らかになることが期待されている。また、高齢者による起業の調査を行い、事例集を作成した。
第2分野については、アメリカのシリコンバレーやボストン近郊地域、フランスのソフィア・アンチポリス地域、イタリアのミラノ近郊地域、ドイツのバイエルン地域、イギリスのオックスフォード近郊地域などを訪問し、聞き取り調査や資料収集の活動を行った。また、当該地域の拠点大学を訪問して、経営学の知識をどのようなかたちで起業支援プログラムに具体化しているかを調査した。
第3分野については、地域の起業ならびにその支援システムの特徴と課題を明らかにするため、東大阪地域を重点対象にした大規模な実態調査を実施中である。
以上の研究に基づき、本年度における中間成果をビデオに収録し、これをインターネット上でオン・デマンド配信している。地域に対する起業支援システムの一環として利用されることになろう。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 岡部孝好: "消化仕入れの取引デザイン"会計. 158巻4号. 1-16 (2000)

  • [文献書誌] 黄〓: "長江流域の物流産業の現状分析と展望"Discussion Paper. 2000・39. 1-8 (2000)

  • [文献書誌] 加護野忠男: "企業統治制度の改革のために-機関投資家と株主責任-"国民経済雑誌. 182巻6号. 1-10 (2000)

  • [文献書誌] 加護野忠男: "イキイキとした人と組織をつくる"ビジネス・インサイト. 8巻2号. 8-9 (2000)

  • [文献書誌] 宮下國生: "SCM対応への道:国際物流業の戦略策定"ビジネス・インサイト. 8巻3号. 8-29 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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