研究課題/領域番号 |
13308011
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
野嶋 栄一郎 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20000086)
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研究分担者 |
浅田 匡 早稲田大学, 人間科学部, 助教授 (00184143)
保崎 則雄 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (70221562)
西村 昭治 早稲田大学, 人間科学部, 助教授 (30207493)
齋藤 美穂 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (90288043)
吉野 志保 早稲田大学, 人間科学部, 助手 (00308553)
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キーワード | e-learning / e-school / 授業アーカイブ / オンデマンド / オフキャンパス / オンキャンパス / 教育コーチ / BBS |
研究概要 |
本研究を平成13年から15年にかけての3年研究として申請した当時、所沢シティーケーブルネットワークを通じて、生涯学習を前提として、細々としたチャンネルを一つ確保しようというもくろみであった。しかし、大学革新の波は激しく、思いもかけず、早大人間科学部にe-schoolを併設する申請を大学の方針として提出し、翌年認可を受け、平成15年4月スタートという結果になった。 私たちのプロジェクトは、もともと(1)授業アーカイブ作成方式の確立(2)オンデマンド型遠隔授業方式の確立(3)オンデマンド授業方式のオンキャンパス,オフキャンパス授業への利用の3つの目的から構成されていたので、(3)の実践対象が所沢市ケーブル網から一挙に世界中に配信可能なADSL対応に変えられた。結論的には、研究そのものは、一挙にわれわれの使命である、早大人間科学部e-schoolのスタートのための先行研究としてのみこまれていった。 結論的にはいえば、われわれのこの3ヵ年の研究は全く完壁にこの目標を完遂することができた。 (1)に関しては、スタジオ撮影と教室のライブ撮影の2つのスタイルの映像からストリーミング技法を用いた、Web教材を基本的に15分のモジュールのN倍(基本的に60分程度)の長さを持った教材に編集し、実用に供している。 (2)に関しては、BBSを利用し、30人1クラス単位に教育コーチを割り当て、e-schoolでなくては実現できない、個別教授方式を実現している。小テスト、期末テストを実施、管理する評価機能も有している。 (3)に関して、オフキャンパス利用は、約160人の社会人を対象(海外在住者を含む)として、人間環境科学科,健康福祉科学科,人間情報科学科で、計約40科目が実践されている。 更にオンキャンパス利用では、対面授業とWEB教材の併行利用が実践され、論文作成中である。
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