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2002 年度 実績報告書

戦後日本外交の形成-1950年代

研究課題

研究課題/領域番号 13420020
研究機関上智大学

研究代表者

都丸 潤子  上智大学, 外国語学部, 助教授 (00252750)

研究分担者 服部 聡  神戸大学, 大学院・法学研究科, 講師 (50314456)
簑原 俊洋  神戸大学, 大学院・法学研究科, 助教授 (40314455)
キーワード国際社会復帰 / アジア復帰 / 日米関係 / 戦後日英関係 / 2つの中国 / 日韓関係 / 国際情報交換 / イギリス
研究概要

本年度は、一年目の各分担者独自の調査と日英双方で各一回行われた中間成果の交換にもとづき、各分担者が研究プロジェクトの全体像をふまえながら、海外史料調査を含めた調査・分析を進めた。9月12日〜15日には、小田原にて日本側分担者全員と英国側の共同研究者が昨年に続き2回目の日英合同会議を開き、関連分野のイギリス人研究者2名の参加も得て、より本格的な分析成果報告と意見交換、全体像を把握するための総括的討論を行った。この討議の中では、参加者間のテーマやアプローチに適度な収斂性と多様性があることがわかり、大変活発な質疑応答・討論が行われた。日英米の有用な史料とその分析視角に関して、参加者相互間に非常に有意義な情報とアイディアの交換もなされた。本研究の特徴である多国籍の研究者によるマルチ・アーカイバルな分析の長所が実感される会議であった。さらに来年度の成果集成・公表への準備として、平成15年8月28日から31日まで、英国ケンブリッジにて最終合同会議を開き、全員が原稿を持ち寄って報告し、全体像のまとめを行うことが決定された。その準備のために分担者・共同研究者を安全保障、日本のアジア復帰日本の国際組織復帰の3グループに分け、8月初旬までにグループ内で草稿を回覧し、意見交換をしておくことが計画された。さらにイギリスでの成果公刊を念頭に、共同研究者がイギリスの出版社にこれまでの成果を踏まえてプロポーザルを出すことも合意された。その後、各分担者は小田原会議での意見交換をふまえ、追加的史料収集と、分析の深化発展に努めている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 大庭三枝: "「東アジア」地域の展開と日本"日本国際問題研究所『「東アジアコミュニティの形成と日ASEAN協力」研究会報告書』. (未定). (2003)

  • [文献書誌] 都丸潤子(北川勝彦編著の中の1章): "「バンドン会議と日英関係」『イギリス帝国と20世紀4 脱植民地化の時代』"ミネルヴァ書房(未定). (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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