研究課題/領域番号 |
13554020
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
松下 叔夫 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (80229468)
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研究分担者 |
薮下 聡 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (50210315)
山邊 信一 奈良教育大学, 教育学部, 教授 (00109117)
細矢 治夫 お茶の水女子大学, 理学部, 名誉教授 (10017204)
鷹野 景子 お茶の水女子大学, 大学院・情報科学研究科, 助教授 (00143701)
橋本 健朗 東京都立大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (40202254)
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キーワード | 量子化学文献データベース / 量子化学 / データベース / 非経験的分子軌道法 / ab initio method / 量子化学計算 |
研究概要 |
本年度の研究実績を、研究実施計画の項目に従って、以下に記載する。 1.新QCLDB用収集システムの動作確認と更新 データ入力チェックと査読プログラムについては、親書式への対応を終えた。データ作成時の負担の軽減や入力の柔軟性を得るために、書式等の検討を行った結果、タグ形式への移行を予定している。 2.リレーショナルデータベースソフトウエアを用いたQCLDB検索システムの更新 SQLで検索システムを作成した。旧書式と新書式のデータを単一の検索システムで利用できるようにした。不具合の除去や機能強化に加え、一般利用者に公開するため、アカウント等の自動登録の機能を加えた。アカウント処理から検索まで自動的に処理できるようになっている。 3.WWWでの新旧QCLDBの正式公開 2000年度までの旧書式のデータベース、さらに新書式による2001-2002年度のすべてのデータベースを、岡崎国立共同研究機構、計算科学研究センターにおいてWWW公開した。アクセス等の統計情報の処理の必要性が生じたので、取得項目などの検討を行った。 4.2003年度版QCLDBデータベースの作成 昨年度作成したエリゼビア誌出版用の、データ入力チェックと査読プログラムの不具合の修正を行い、親書式への対応を終えた。さらに、出版用出力プログラムの作成を行った。これを用い、2003年度版データベースを作成し、エリゼビア誌THEOCHEMに"Quantum Chemistry Literature Database II, Supplement 22"として公表した。また出版が遅れていた、昨年度版のSupplement21を公表した。 5.その他 データベースの精製及び構築作業の見直しやcore及びnon-core journalの検討を行った。また、収集・査読者への講習会を開催し、新検索システムの紹介を行った。
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