研究概要 |
森林の調査と採集 本年度はマレーシアとタイ、およびマダガスカルでフタバガキとマングローブ林樹木の採集をおこなった。 マレーシアではKubah National Park, Semengoh Arboretum, Lundu National Parkで採集した。 タイでの採集はChiang rai, Panga, Pattaya, Koh Samui, Smutprakarnでおこなった。 マダガスカルではイサロ国立公園内の2ケ所(Piscine, Fenetre)で採集した。 採集された樹種は以下のとおりである: Azadirachta indica, A/excelsa, A. siamensis, Monotes madagariencis, Rhizophora apiculata, R. mucronata, Bruguiera sexangula, B. gymnorrhiza, sonneratia alba, S. caseolanis, Avicennia officinalis, A. marina, A. alba, Shorea leprosula, S. acuminata, S. parvifolia, S. curtisii, Hopea odorataおよびH. siamensis. であった。 各樹種で20から30固体を(可能なかぎり)サンプルした。 昨年開設したマイクロソフトデータベースは速度がおそすぎたため、本年度はリナックスを使用したMySq1データベースに変更した。現在、http://geneetics.biology.kyushu-u.ac.jpでアクセス可能である。また、ベトナムとフィリピンの調査は技術的な問題から来年度に延期した。
|