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2001 年度 実績報告書

パネル法による大学卒業生の成人前期の人生移行に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13610239
研究機関早稲田大学

研究代表者

大久保 孝治  早稲田大学, 文学部, 教授 (00194100)

研究分担者 嶋崎 尚子  早稲田大学, 文学部, 教授 (40216049)
藤見 純子  大正大学, 人間学部, 教授 (60173457)
正岡 寛司  早稲田大学, 文学部, 教授 (70063625)
澤口 恵一  大正大学, 人間学部, 専任講師 (50338597)
西野 理子  東洋大学, 社会学部, 専任講師 (50257185)
キーワードパネル調査 / 縦断データ / 成人期への移行 / ライフコース / キャリア
研究概要

われわれは今回の研究助成を受ける以前より、首都圏の私立大学を1991年〜1993年に卒業した者たちを対象にして、在学中、卒業直後の6月、卒業2年目の6月という3時点の追跡調査(第一波調査)を、さらに1998年11月には「30代への移行調査」(第二波調査)をすでに実施してきた。そして今回の研究助成を受けて、2002年11月に第二波調査の二回目を実施する予定である。
今年度はそれに向けての準備作業を行なった。第一に、第一波調査の縦断データセットの構築を行なった。この作業には莫大な時間を要したが、コードブックも完成し、パネル項目(反復質問項目)の個人水準での推移について単純集計結果を出した。この縦断データセットに来年度実施する調査のデータを連結すれば、大学卒業後の約10年間にわたる成人前期の移行過程を詳細に分析することが可能になる。
第二に、定期的な研究会を開いて、パネルデータを用いた縦断分析の方法論の検討を行ない、その成果を日本社会学会大会や(財)家計経済研究所が主催のパネル調査カンファレンスで報告した。また、これまでの研究成果の一部をまとめて『変容する人生』(大久保孝治編著、コロナ社)を刊行した。
第三に、2002年11月に実施予定の調査の対象者たちに継続して調査への協力をお願いするべく(同時に住所データベースの管理のために)、ニューズレター『ディベロプメント』の12号(2001年8月)と13号(2002年1月)を発行し、対象者に発送した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 矢野佐和子: "中期親子関係をめぐる一考察"早稲田大学大学院文学研究科紀要. 46-1. 87-94 (2001)

  • [文献書誌] 大久保孝治編著: "変容する人生-ライフコースにおける出会いと別れ-"コロナ社. 172 (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2014-06-23  

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